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「未熟さ」とは、前途洋洋たる未来への希望をこめてというよりも、目を覆うような救いようのない実情に、なんとか酌量の余地を見出して背を押すような批評の言葉であるといえる。

c0119546_22431828.jpg「未熟さ。」
柿谷のスーパーロングシュートで先制するも、立て続けの2失点でグループリーグ最終節をフランス相手に黒星で落とした新黄金世代「H-generation」。
試合後、こらえきれない涙を右腕でぬぐうキャプテン水沼の肩を抱きながら、何事かをささやきつづける柿谷の姿が印象的だった。

カナダ・ビクトリアで行われたU20日本代表のワールドカップ準々決勝チェコ戦。2点を先制するも、不運な判定による2つのPKで追いつかれ、PKによる敗戦。
フランスに敗れ、グループリーグ敗退が決まったU17日本代表も、ベストの布陣で「人とボールが動くサッカー」が今大会初めてといっていいほど機能しながら、後半かたむいた風向きを読むことができずに逆転負け。

つづき
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by marc_keio | 2007-08-27 20:43 | book
坂本龍馬は、雄弁ではあったが滅多に議論はしない人物だったという。
よほどのことでないかぎり、議論で相手を打ち負かすようなことはしない。議論に勝っても、相手の名誉を奪うだけであり、後に残るのは論破した相手の恨みだけであり、相手の生き方までは変えられない。

だが、『勝つために』、相手と議論を交わすことは、サッカーにおいては必要である。
オシムも「議論をしましょう。」とよくメディアに対して語りかける。

そこに、同じものを求めている『信頼』さえ共有していれば、大いに議論しなければならない。それは、ピッチ上においても。
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by marc_keio | 2007-08-23 23:56 | football
「ピリピリ感もピチピチ感も、ありませんでした。」

たしかに川淵さんの談話には共感できるが、オシムや他の世代の監督に対する言動とは明らかに異なる態度には、日本サッカー協会を牛耳る早稲田閥としての反町さんに対する複雑な事情が見え隠れして仕方ない。

ソリさん、結果で勝負するしかない!でも、今日の試合を見ていると、まだまだチーム作りが成功しているとは思えない。この五輪代表の試合は一次予選からほぼすべて観に行ってるが、スタンドで観ていて毎回思うことは、


「まだビール売りの売り子のほうが戦ってる・・・」


しかし、この試合に関しては、プレッシャーのかかる初戦であったこと、そしてベトナムの頑張りが大きかった。勝ち点3を奪えたことでよしとする評価に落ち着くのではないか。1点を取られても尚、お祭りムードさえ漂う敵地で自分たちの戦い方を崩さずに最後まで出せるものを出し切ったベトナムチームは素晴らしかった。そのなかで、反町ジャパンは攻め急ぐことなく家長をボランチの1枚とではなく柏木と交代させて手堅く1点をリードしながら試合を終わらせたのは、伝わってくる感動はないが、初戦にしてはまずまずのスタートとみていいだろう。

この試合のMVPは、本田拓也だと思う。カテ2で観ていたというカナフサが何を感じたか、試合中からそんなことを想像しながら、楽しませてもらった。

photo album...
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by marc_keio | 2007-08-23 11:14 | book
久々にオフの日に部員と遊んだ。
鎌倉の由比ガ浜へ。

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つづき
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by marc_keio | 2007-08-20 00:18 | football
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疲れた。
けど、なぜか研ぎ澄まされた視界には、いろんなものが見えてくる。羅列したスケジュールの行間に刻まれた、大切な無数の瞬間、瞬間。そのすべてがもう「過去」だけど、積み重なった過去から搾り出される一滴の雫が、点眼薬にも似た作用で視界を鮮明にさせている。

いろんな場所で、いろんな温度で、いろんな空模様の下で、いろんな人と過ごし、いろんな人を見た。いろんな人と関わって、いろんな人と語った。部室で、ファミレスで、李さんの部屋で、東急で、合宿所で、グランドで、車の中で、新横FPで・・・。

走馬灯のように過ぎ去り、移ろい、重ねられていく時間や風景や心の状態。普遍なものって確かにあるし、曲げない信念もあるんだけど、このソッカー部も自分自身も、日々、もっともっと変わっていかなくちゃなぁ。みんなが良い意味で「現在」を必死に生きていて、そこで立ち止まっていたとしても、もっとずっと先に行かなくちゃ。

孤独な戦いだけど、昔から、孤独には慣れてるし、嫌いじゃない。黙々と、ひたむきに。

茶葉に熱湯を注げば、無味無臭のお湯は紅茶に変わる。彩りや香りの添えられた液体に、ひとつの角砂糖を落とせば、味がひろがる。
オシムは言った。


「サッカーとは、そのままでは無味無臭である人生に、何らかの『味』を付け加えるものだ」
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by marc_keio | 2007-08-17 02:54 | my life
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JJとJの観戦へ。先週の横浜ダービーにつづき、神奈川ダービー。

ソッカー部が誇るテキトー2トップの前に敵なし。マリノスの快進撃同様、まさにアンストッパボー(笑)

お互いトップの練習に出て、合宿所を出たのは18:40。それぞれの車で飛ばし、等々力観戦のときは「穴場」と呼んでいる駐車場に駐車。淳司のシャツは全開。都倉におさえてもらったチケットでSS席ド真ん中に突入し、あとはお互い「自分の世界」に入って、言いたい放題サッカー談義。夏の夜のスタジアムで、互いが目指す場所を再確認し合って、やがてテールランプで合図しながら家路についた。

写真
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by marc_keio | 2007-08-15 23:23 | football
市川のことを「慎士」と呼ぶと、やつは苦笑しながら、やがて、あの知的な顔がデッ歯で崩れるように、口を開けて笑いはじめる。


「やめてくださいよ・・・、笑」


一瞬、青みがかった瞳が濁り、しばらくすると澄んでいく。
そうして、また真剣な表情にもどって、パソコンの画面を見つめるのだった。


市川と前期の慶應の戦いをまとめていて、いろいろと考えさせられることがある。
無論、市川の「姿勢」についてである。


ほんとうに、コツコツ、コツコツ、コツコツと。

つづき
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by marc_keio | 2007-08-15 02:32 | my life
いま、下田にいる。

ここのところ、夜そのまま下田に泊まるか、夜のうちに車で下田に移動して、朝までいろいろやってたりすることが多い。

Mルームでスクリーンで映画を見たり、夜のグランドでボールを蹴ったり、ベランダで涼んだり・・・。
今年の慶應の快進撃のうち、オレは2試合くらいしか見れなかったが、この夏、(市川と)1プレイ1プレイ入念に全11試合を見させてもらっている。いろんなものが見えてきた。これをまとめて、トップの選手に伝えるのは、9月の後期開幕前。時間がない。

R部屋でこうしてキーボードの上で指を走らせてる今も、外ではセミが鳴いている。
セミより必死に生きたいと、何度もこの夏思った。
もうオレに残された時間は少ない。

「悲願」。
今年、必ず一部に行かなければならない。
チームのためでも、仲間のためでも、李さんのためでも、OBのためでも、後輩のためでもない。
本当に大きな場所へ。いつでもオレは大きなものを求めてきた。大きな悲願へ。
自分と、自分の愛する弟のために、絶対に今年、一部に上がらなければならない。
その一部で通用するチームで戦うために、自分のサッカー観を磨くために、この夏が、最後の夏なんだ。

つづき
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by marc_keio | 2007-08-13 00:06 | football