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なにごともにも、

「致死量にいたらない量の毒」

というものが必要だと思う。
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by marc_keio | 2007-05-30 23:26 | my life
U-17日本代表の東京合宿は月曜からはじまり、そのうち3日間の練習を見に行くことができた。そのノウハウを即、A2でも活かすことができ、非常に有意義な1週間となった。そして、最終日の金曜日、午前10時から駒陸にて明治大学とのテストマッチによって合宿は終了。

大雨の中、駒陸の屋根の下にはサッカー関係者の中でもかなりコア好きな人々がうじゃうじゃ。早稲田のエノキ監督、ベルマーレやレイソルのスカウト、もちろんお世話になっているFC東京の慶應OBの方も。
キミを長い間、応援してくださっているサッカー関係者の方々も駆けつけてくれて、けっこう知り合いだらけの中、部のビデオで試合を録画。いずれA2のビデオMで使える素材として温めておこうと思っている。

◇いきなり誘ったにもかかわらず駆けつけてくれたKAKA。
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◇後半から出場したキミ。そして後半途中に代えられたキミw
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◇明治のサブ組に0-1で敗れる。プリンス終了後そのまま集合した選手達の疲労の色が目立った。
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◇元ベルマーレの野口さん。今でも破られていない1試合5ゴールのJ記録保持者、今でも中田ヒデと連絡を密にとり、この日もわざわざキミを見に来てくれた。左の人キモいですね・・・。
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キミは合宿から久々の帰宅、自分のすべてを注いで取り組んだ今週のトレーニングも全日程が終了。翌日のA2練習試合vs専修大戦のメンバーを決めて、ほっとして、眠りについたら、翌朝起きたときには、38℃の久々の高熱でダウンしていました。。。
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by marc_keio | 2007-05-27 17:35 | my life
冨岡エイジは、パイロットになるのが夢だという。

でも、パイロットになるためには、“不整脈の克服”という大きな課題がある。
でもでも、その“不整脈”も今ではエイジの代名詞として活躍し、試合中たとえ不整脈になっても周囲に気づかれずに息を整えて闘っている芯の強さをあわせもっている。
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「どんな欠点にも長所がある」
クライフの言葉である。表面の意味だけをみれば、一長一短の真理を言っただけのことかもしれないが、まさにコーチの仕事とは、“選手に何が足りないか”、“チームに何が足りないか”を見抜き、自覚させる手助けをすることかもしれない。

「指導者とは種を蒔く仕事だ」
と言った人がいた。
医者は処方箋を書いてくれるが、グラマネはプロではない。一流のコーチでもない。グランドの学生マネージャーである。ただ、種を蒔いて、水や肥料を与えて一緒に花を咲かせる面で指導者でもある。

「ディフェンスとは、(ゴールという名の)花を咲かすための土である。」
この言葉はすべての道に通ずる意味で、至言であるのかもしれない。

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最近、練習試合の選手選考のときに考えることがある。いま、必死に愛情こめて花を咲かせることも大切だが、ある程度まで咲いた花をさらに美しく磨くことは至難の業だ。そして、美しい花が咲きみだれる慶應の時代を築くには、たとえ自分が引退してこのチームを去ったとしても、2年後、3年後、美しく咲きみだれてほしい花々の種を、いま蒔くことも大切なのだ・・・と、最近かんがえる。

ただ、花々がもっとも美しく咲き誇るのは、いつだろうか。
桜がもっとも美しいのはどんな瞬間だろうか。

そう、「散りぎわ」である。

今シーズンも、慶應が一部へ行く途上で、もっと困難な局面がやってくるはずだ。そんなとき、美しく散りゆく花々の姿がドラマを生むはずだ。

そして、李さんという人は、そこに賭ける男気を持っている人だと思う。
だから、4年の力が大きいんだ!


「薔薇」と書けなくても、「バラ」にはなれる。
Gland Bloom!
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by marc_keio | 2007-05-24 07:36
麻優子と食事した。
人と話してると、自分が無意識に思ってたことに気づいて、思考の整理がつく。

ミスチルの桜井さんも、メロディーがまず浮かんで(それも感覚的には、朝起きたら「降ってくる」らしい)、その音を鳴らしてると言葉が浮かんでくる。その無意識にでてきた、「ひっかかってきた言葉」を見て、あー自分はこんなこと考えていたんだ、とか自分はこんな想いを抱いていたんだ・・と納得したりする経験が最近多いと。

「“夢占い”みたいですね」

と桜井さんは言ってた。

今日まゆこと帰りの電車のなかで話してて、自分はこんなこと考えてたんだ・・・と少し整理がついた。このブログも、もしかしたらそんな“整理の場”なのかもしれない。
そして同時に、血の出るような熱い情熱をぶちまける

生理の場

ともいえるかもしれない。いやん。こう書くと生々しいから、

セイリの場。

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明日も良い練習したいね。楽しみだ。
そして、なにより楽しみなのは、アテネの決戦。

あと2時間と30分。。。
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by marc_keio | 2007-05-24 00:30 | my life
c0119546_14111220.jpg最近、もっぱらコンビニでこの栄屋乳業の「極プリン」を選んでいる。グラマネになるとき、ある人に言われたことがある。

「(グラマネは、)サッカーをやめるんじゃない。極めるんだ。」

グラマネになることを決意した様々な要因のなかのひとつだった。
U-17日本代表全試合合宿2日目。いまから小平グランドへ行ってきます。サッカーのすべてが人生に通じるから、こんなにも魅了されるんだと思う。極めようと頑張れば頑張るほど、その山はどんどん高く大きくなっているような気がしてるけど、道はつづく。
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by marc_keio | 2007-05-22 08:49 | my life
“Scramble Attack”
すなわち、“緊急攻撃”。

今季の横浜Fマリノスが掲げたテーマは、一部のファンから「それよりチームが“緊急事態”だ」と揶揄(やゆ)される対象となってしまっている。
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神大との練習試合に0-2で負けた後、手こずりながらも試合のビデオと悔しさを変換してHDDに詰め込み、それをバッグに詰めこみ、急いで一路日産スタディアムへ。

横浜FマリノスvsFC東京。
早野と原ひろみ。「凡将対決」を拝見しようと、陽ざしの強い2階席にすわった。日曜日の16時キックオフ。終わったら家族でディナーでも行くんだろうか、子供づれの多い日産スタジアムにはざっと2万5000が入り、いざ、ブルーダービー。
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傾きつつあった午後の陽ざしは、やがてトリコリスタたちの後方へ沈んでいき、ピッチは陽ざしの無くなった涼しさと、照明によるライトアップによって激しさを帯びはじめる。

マリノス、敗戦。

大きな何かが不在で、ポッカリと埋められない穴から、冷たいすきま風が吹き込んでいるようなチーム状況。埋められない穴は、別にポテンシャルでもシステム的な要素でもないと思う。トリコロールの誇りが傷つくことを最も忌み嫌う闘将の情熱が、いまの横浜には必要であることは明白だ。

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早野さんと原さんを見ていて、ひとつ感じたこと。
サッカーの戦術云々は監督として当然必要なもの。

ただ、最後に勝負を決するのは、ほとばしるような熱い情熱と、心の底からチームを愛する想い。だから、今季の慶應は強い。だから、水沼さんが就任したときは、一時的にせよマリノスは復活した。そのあとに、それを表現する手段として、そのベースのうえにタクティクスという順序のはずだ。

熱い情熱と、愛に満ちた想い。

それはリーダーとしての土台であり、同時に、最後のところでリーダーの大きさや価値を決めるものであると感じた。

そんなことを悶々と考えながら、来週からもういちどみんなの前に立ちたいと、来週は勝ちたいと、チームを良くしたいと・・・、人の居なくなったスタジアムの2階席で、静かに気持ちを立て直した。

そして、あの男の帰還を願うのだった。
Naoki Matsuda...
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by marc_keio | 2007-05-21 08:02
「勝った時に友人は集まる。しかし、本当に友人を必要とするのは負けた時である」

クラマーの言葉。
専修に負けたって聞いて、意気消沈して帰京して、下田に行くと、みんなそんなに落ち込んでないねん。試合後もあっさりしてたって聞いたし。
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自分のサッカーでも調子を上げてきているシバの(もちろんイチやエイジも)、間違いなく足かせとなっているリサーチの仕事。でも、彼らからは、

「なんか・・・一緒に闘ってる気がするから、やるしかないのよ。」

という言葉が出てくる。



全試合、ラストゲーム。



これでいこうよ。
なにかに魂こめれば、必ず跳ね返ってくる。
負け馴れてるとはいえ、まだ勝ち点の貯金があるからって、負けて淡白でいるのは慶應らしくない。なんで負けたのか、どーして負けたのか、考えなきゃ。誰かが心配するくらい落ち込んで、そっから這い上がって強くならな。



ドン底に落ちたら、掘れ。



明日から、A2の練習を見ることになった。オレは、A2のすべてに魂こめさせてもらう。
はじめましょう、第2章。
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by marc_keio | 2007-05-14 17:04 | my life
c0119546_14321954.jpg今日は母の日

グランドからの帰り道にある花屋に寄って、カーネーションを買った。侑華は「タンポポでも摘んで行かなきゃ♪」って言ってたけど、花が咲いていなかったから、僕は仕方ないから花屋へ。

負けないように 枯れないように
笑って咲く花になろう やがてすべてが
散りゆく運命(さだめ)であっても
わかってんだよ 多少リスクを背負っても
手にしたい 愛 愛


ミスチルの名曲『花』は、散りゆく運命(さだめ)を背負いし命の儚さに、生を映しだした名曲である。


「叫んだりする、ものすごい情熱というのは、長続きしないことは薄々勘付いているんだけど、それを叫ぶことで死を表現していて、死を表現できるからこそ同時に生きている喜びを実感する音楽がロックだと思うんです。」


桜井和寿も語るように、儚いからこそ美しい対象の数々に考えを傾けていくと、生まれては消えていくサッカー選手たちの人生、あるいは今日も世界中で人々の歓びや悲しみとともに花火のように生まれている得点や失点、そして頂点を目指して戦う男たちの疲労しきった身体とともに終わっていく一日一日が、無性に美しいものに観えてくる。

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「うつくしい」と思う、あなたのこころが美しい。



相田みつをちゃんの言葉です。
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by marc_keio | 2007-05-14 00:13 | my life
c0119546_10581460.jpg“ラファリューション”とその手腕を賞賛されているリバプールの名将、ラファエル・ベニテスは、「パス・アンド・ムーブ」など独自の戦術の哲学を披露しつつも、とにかくサッカーの本来の精神を大切にしているという。それは、

       One for All, All for One.


リバプールの戦いを見れば、その精神が浸透してることは論を俟(ま)たない。そして、ついに彼らはアテネ行きの切符を手にした。その一方で、

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        反ギャラクティコ主義


チェルシーの闘将、ジョゼ・モウリーニョは、アンドリー・シェフチェンコとミヒャエル・バラックの加入で混乱した今シーズンの始まりに、以下のように語ったという。


手元に11人の選手が揃っている限りは、どんなシナリオでも実現可能だ。

そして、今シーズンのチェルシーは結局、リーグ優勝とCL優勝、2つのタイトルを逃した。

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サッカーの魅力。それは、ピッチに立つ11人の実力の相和で勝負が決まりはしないこと。
チームスポーツ。使い古された生半可な言葉などでは表現できない、美しい“連帯感”。
フットボール。それは、まさに人生の縮図だ。


「ピッチで共に戦っているのは、友達じゃない。仲間なんだ。」


と言った人がいた。
誰かが転べば、「痛かったろうな」と同苦できる心。
味方が危機に直面しているとき、助けるために全力で走って行ける気持ち。
すべてを出し切って勝ったとき、一緒に喜べる仲間がいる幸せ。
パスをつなぐこと。
そして、人と人が“つながる”ということ。

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トップチームで試合に出ることを目指している選手達が、どうしたらその目標を達成できるか。グラマネの永遠のテーマともいえる命題を考える途上にある俺は、一つ目の駅に到着しようとしている気がする。

One for All, All for One.

サッカーはひとりじゃできない。そんな当たり前の現実を直視していると、ぼんやりと見えてくるものがある。

サッカーを知り尽くしている。
指揮を取らせたらチームを勝たせてくれる。
みんなに愛されている。
厳しいことがいえる。
存在感がある。影響力がある。
話が上手い。
人間性が高い。
・・・

すべてグラウンド・マネージャーという役割に必要なものだと思う。そして、いろんなグランドマネージャーが、この慶應にはいたと思う。ただ、

オレなりのグラマネ。

すでにオレなりにピッチで、下田で表現しはじめているつもりだ。

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by marc_keio | 2007-05-12 11:34 | football
「オシムとウイスキーを酌み交わして飲んだとしよう。朝まで話題はサッカーだけだ」

c0119546_14525619.jpg最近、『オシムの言葉』を再読している。24時間、サッカーのことを考えるようにしている。すべてがサッカーにつながっていく。望むところだ、オシムと朝まで飲んでみたい。

練習をする必要がなければ、毎日紅白戦をしていれば一番上手くなるかもしれない。そう、練習とは、「コピー&ペースト」でしかない。ゲームのある局面を切り取って、フォーカスし、反復する。画素数の高い画像の一部をトリミングするように、ひとつの集中すべき局面をゲームから取り出してきて、「コピー&ペースト」することがトレーニングの本質であるといえる。(単純にいえば)

バイエルンのマガトという監督が、来日した際ひたすらペナ角からのシュートを反復して練習していたという。それについて、私の知人が質問したところ、

「サイドから切れ込んだとき、どんなディフェンスでも物理的に一瞬離れてしまう。」

その局面だけを切り取って、選手に反復させていた良い例だろう。
そしてW杯ドイツ大会の開幕戦、ラームがぶち込んだシュート、そしてシュバインが3位決定戦でぶち込んだシュート、いずれもペナ角から切れ込んで放ったミドルシュートである。バイエルンのマガトの「コピー&ペースト」が成果を発揮したことはいうまでもない。
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「ひとつの試合が終わる。勝っても負けても、何かサッカーに関する問題があれば、それを解決するための最良の方法を奴はずっと考えている。運転しながら、食事をしながら、ラキヤを飲みながら、風呂に入りながら。」

「数学教授になれるほどだった明晰な頭脳はあらゆる局面を記憶している。攻守の切り替えが遅れるのはなぜか、得点直後にラインの裏を突かれるのはどこに欠点があるのか。そしてオシムが凄いのは解決策を見つけたら、すぐにピッチに持ち込めるということだ。」

いずれも、『オシムの言葉』より。
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by marc_keio | 2007-05-08 23:56 | my life