カテゴリ:my life( 42 )

市川のことを「慎士」と呼ぶと、やつは苦笑しながら、やがて、あの知的な顔がデッ歯で崩れるように、口を開けて笑いはじめる。


「やめてくださいよ・・・、笑」


一瞬、青みがかった瞳が濁り、しばらくすると澄んでいく。
そうして、また真剣な表情にもどって、パソコンの画面を見つめるのだった。


市川と前期の慶應の戦いをまとめていて、いろいろと考えさせられることがある。
無論、市川の「姿勢」についてである。


ほんとうに、コツコツ、コツコツ、コツコツと。

つづき
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by marc_keio | 2007-08-15 02:32 | my life
3年生の経済学部のみなさん、お元気ですか。
オレもいま東アジアについての著作を読んで8000字のレポートを書く課題をやっていますが「アンビバレント」という言葉が出てきた。面白い言葉だと思う。

というかこの本、感性を刺激してくるような言葉が散りばめられていて、思わず全部メモってる自分がいる(笑)
「アンビバレント」という言葉もそのひとつ。この言葉を頭と心でこねくり回してるうちに、あるひとつの発想が浮かんできた。


【アンビバレント ambivalent】
両義的・両価的。
相反する価値(感情)が共に存在し、葛藤する状態のこと。

アンビバレント論
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by marc_keio | 2007-07-17 23:15 | my life
「答えは教えないよ」

それが口癖だった。
今宵は、汐留の中華(電通の近所ということで)で、敬士の紹介で北京五輪サッカー代表監督の反町さんとご飯。

新旧慶應サッカー、「3-4-3」システム論、キミをプッシュ、中田英寿について、大学サッカーの意義、大河&織茂をプッシュ、練習メニュー構築論、オシムジャパン裏話、スポーツライターについて・・・

とにかく話題は多岐にわたったが、自分の未熟さを痛感させられた濃密な240分。この人は単純に頭が良いのかな・・・と舌を巻く思いだった。

練習メニューやシステムについて質問をしても、ヒントは与えてくれるし、面白い話を聞かせてくれるけど、正解は自分で考えろと言われつづけた。聞きたいことの半分も聞けなかったような気がするが、日本サッカーのトップで、オシムとともに代表を支え、北京五輪代表を待ち受けている激闘に向けて準備をしている人物。ソリさんと話せたことで、目指すべき場所のレベルをよりひとつ高く設定しなおすことができた。

来週の代表合宿を見に行こうと思う。
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by marc_keio | 2007-06-18 23:42 | my life
いま、ジョギングから帰ってきた。

最近、毎日走りに行く。外が暑ければ暑いほど、太陽の臆面もないまぶしい光が窓の外に見える日にこそ、外に走りに行きたくなる。

なぜ、そんな衝動に駆られるのか。

近くの広い芝生の公園で上半身裸になって空を見上げながら、昨日のアイリーグの試合を思い出してぼんやり大の字になって考えていたら、すこしだけわかったような気がした。

アイリーグ開幕戦は、法政大学と。
立ち上がりに攻め込まれて取られた1点を前半のうちに取り返して、後半立ち上がりに逆転。相手が一人退場し、たたみかけようとしたところでうちも一人退場。10人対10人の攻防を後半ラストに押し切られて、2-3の逆転に次ぐ逆転負け。

日曜日の午前の公園。
2人の娘がたわむれるのをゴロンと横になって見守るパパがいたり、2人でベースボールやってる外国人の親子がいたり、一人でベンチに坐ってるスーツの男、上半身裸になって寝転がって新聞読んでるオジさん、家族づれ・・・。下田ではみんなちびっ子とサッカーしてるんだろうな。いろんなことを考えながら、オレも寝転がって音楽聴いてぼんやりしてた。なかなか落ち着かない肺、脈拍。止まらない汗。マジ美味しい黒いコーラ。


このまえ、夜の下田で、ふと一人でグランドに出てみた。まだ照明がついていて、静まり返ったグランドだった。そこに踏み込むのもためらわれるような気もするほどで、誰もいないグランドもいいなと思った。緑のピッチ。直角に整えられた長方形のグランド。ペナルティエリアがあって、センターサークルがあって、2つの白いゴールがある。

緑の海。

神聖な舞台。22人の男しか立つことができない場所。どんなシナリオでも実現可能な、何が起こるかわからない場所。

アイリーグで戦うみんなは、すごい輝いていた。雲ひとつない空だから、なおさら、そこで1点の重みをかみしめながら戦う22人の人々がまぶしくみえた。勝たせたいと思うと同時に、うらやましくて仕方がなかった。負けることができない試合をギリギリの状態で戦うことが、もう自分にはできない。もうピッチに立つことはできない。自分で決めた道だから、後悔はない。

だからこそ、オレはこのチームを勝たせることに絶対に全力を傾けることをしなければ、気がすまない。そう思った。グラマネになるか選択を迫られているとき、ずっと聞いていた曲がある。ミスチルのHERO。


たとえば誰かひとりの命と
引き換えに世界が救えるとして
僕は 誰かが 名乗り出るのを
待っているだけの男だ

でもヒーローになりたい
ただひとり 君にとっての
ちっとも謎めいてないし
いまさらもう秘密はない



ずっとヒーローでありたい。このチームにとっての。選手は、ピッチに立つことだけを考えてくれればいい。このチームが勝つために、どうしたら勝てるか、アマチュアではあるけど、プロのコーチ以上の情熱を持って、俺はあと1年半、ピッチで戦う選手以上に戦うつもりだ。

そんなことを思いながら、広い芝生に横になって、空を見上げながらわかった。最近、無性に汗をかきたくなる理由が。


今から下田へ向かいます。
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by marc_keio | 2007-06-17 13:08 | my life
なにごともにも、

「致死量にいたらない量の毒」

というものが必要だと思う。
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by marc_keio | 2007-05-30 23:26 | my life
U-17日本代表の東京合宿は月曜からはじまり、そのうち3日間の練習を見に行くことができた。そのノウハウを即、A2でも活かすことができ、非常に有意義な1週間となった。そして、最終日の金曜日、午前10時から駒陸にて明治大学とのテストマッチによって合宿は終了。

大雨の中、駒陸の屋根の下にはサッカー関係者の中でもかなりコア好きな人々がうじゃうじゃ。早稲田のエノキ監督、ベルマーレやレイソルのスカウト、もちろんお世話になっているFC東京の慶應OBの方も。
キミを長い間、応援してくださっているサッカー関係者の方々も駆けつけてくれて、けっこう知り合いだらけの中、部のビデオで試合を録画。いずれA2のビデオMで使える素材として温めておこうと思っている。

◇いきなり誘ったにもかかわらず駆けつけてくれたKAKA。
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◇後半から出場したキミ。そして後半途中に代えられたキミw
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◇明治のサブ組に0-1で敗れる。プリンス終了後そのまま集合した選手達の疲労の色が目立った。
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◇元ベルマーレの野口さん。今でも破られていない1試合5ゴールのJ記録保持者、今でも中田ヒデと連絡を密にとり、この日もわざわざキミを見に来てくれた。左の人キモいですね・・・。
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キミは合宿から久々の帰宅、自分のすべてを注いで取り組んだ今週のトレーニングも全日程が終了。翌日のA2練習試合vs専修大戦のメンバーを決めて、ほっとして、眠りについたら、翌朝起きたときには、38℃の久々の高熱でダウンしていました。。。
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by marc_keio | 2007-05-27 17:35 | my life
麻優子と食事した。
人と話してると、自分が無意識に思ってたことに気づいて、思考の整理がつく。

ミスチルの桜井さんも、メロディーがまず浮かんで(それも感覚的には、朝起きたら「降ってくる」らしい)、その音を鳴らしてると言葉が浮かんでくる。その無意識にでてきた、「ひっかかってきた言葉」を見て、あー自分はこんなこと考えていたんだ、とか自分はこんな想いを抱いていたんだ・・と納得したりする経験が最近多いと。

「“夢占い”みたいですね」

と桜井さんは言ってた。

今日まゆこと帰りの電車のなかで話してて、自分はこんなこと考えてたんだ・・・と少し整理がついた。このブログも、もしかしたらそんな“整理の場”なのかもしれない。
そして同時に、血の出るような熱い情熱をぶちまける

生理の場

ともいえるかもしれない。いやん。こう書くと生々しいから、

セイリの場。

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明日も良い練習したいね。楽しみだ。
そして、なにより楽しみなのは、アテネの決戦。

あと2時間と30分。。。
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by marc_keio | 2007-05-24 00:30 | my life
c0119546_14111220.jpg最近、もっぱらコンビニでこの栄屋乳業の「極プリン」を選んでいる。グラマネになるとき、ある人に言われたことがある。

「(グラマネは、)サッカーをやめるんじゃない。極めるんだ。」

グラマネになることを決意した様々な要因のなかのひとつだった。
U-17日本代表全試合合宿2日目。いまから小平グランドへ行ってきます。サッカーのすべてが人生に通じるから、こんなにも魅了されるんだと思う。極めようと頑張れば頑張るほど、その山はどんどん高く大きくなっているような気がしてるけど、道はつづく。
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by marc_keio | 2007-05-22 08:49 | my life
「勝った時に友人は集まる。しかし、本当に友人を必要とするのは負けた時である」

クラマーの言葉。
専修に負けたって聞いて、意気消沈して帰京して、下田に行くと、みんなそんなに落ち込んでないねん。試合後もあっさりしてたって聞いたし。
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自分のサッカーでも調子を上げてきているシバの(もちろんイチやエイジも)、間違いなく足かせとなっているリサーチの仕事。でも、彼らからは、

「なんか・・・一緒に闘ってる気がするから、やるしかないのよ。」

という言葉が出てくる。



全試合、ラストゲーム。



これでいこうよ。
なにかに魂こめれば、必ず跳ね返ってくる。
負け馴れてるとはいえ、まだ勝ち点の貯金があるからって、負けて淡白でいるのは慶應らしくない。なんで負けたのか、どーして負けたのか、考えなきゃ。誰かが心配するくらい落ち込んで、そっから這い上がって強くならな。



ドン底に落ちたら、掘れ。



明日から、A2の練習を見ることになった。オレは、A2のすべてに魂こめさせてもらう。
はじめましょう、第2章。
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by marc_keio | 2007-05-14 17:04 | my life
c0119546_14321954.jpg今日は母の日

グランドからの帰り道にある花屋に寄って、カーネーションを買った。侑華は「タンポポでも摘んで行かなきゃ♪」って言ってたけど、花が咲いていなかったから、僕は仕方ないから花屋へ。

負けないように 枯れないように
笑って咲く花になろう やがてすべてが
散りゆく運命(さだめ)であっても
わかってんだよ 多少リスクを背負っても
手にしたい 愛 愛


ミスチルの名曲『花』は、散りゆく運命(さだめ)を背負いし命の儚さに、生を映しだした名曲である。


「叫んだりする、ものすごい情熱というのは、長続きしないことは薄々勘付いているんだけど、それを叫ぶことで死を表現していて、死を表現できるからこそ同時に生きている喜びを実感する音楽がロックだと思うんです。」


桜井和寿も語るように、儚いからこそ美しい対象の数々に考えを傾けていくと、生まれては消えていくサッカー選手たちの人生、あるいは今日も世界中で人々の歓びや悲しみとともに花火のように生まれている得点や失点、そして頂点を目指して戦う男たちの疲労しきった身体とともに終わっていく一日一日が、無性に美しいものに観えてくる。

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「うつくしい」と思う、あなたのこころが美しい。



相田みつをちゃんの言葉です。
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by marc_keio | 2007-05-14 00:13 | my life