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アイリーグ第4節。
青山学院大学に7-1、戦績を2勝2敗の五分に戻して、
中断期間を迎えることができた。

「偶然ではない。」

福井総監督がそう評してくださったように、
この大勝の陰には、いくつもの伏線があった。

人とボールが動くサッカー。
頂点であるA代表を筆頭に、いま日本のサッカー界では、
オシムが標榜する「考えて走る」、「水を運ぶ」、「ポリバレント」など
とにかく日本サッカーの日本化計画の一端として、
モビリティを極めるサッカーが各世代で追求されている。

U-17代表の東京合宿、U-20のカナダ大会2試合、
A代表の千葉合宿、FC東京練習、そして、反町監督との会食。


「トレーニングメニューというのは、教師がこういうメニューがある、と黒板に書いた時点ですでに過去のものとなっている。練習メニューというのはそれだけ毎日進化し、変化するものだ」(オシム)


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by marc_keio | 2007-07-09 11:29 | football
「下田のオシム」にご飯につれてってもらった。
話は自然とソッカー部のことに。
そして、A2について、宮沢さんが一言。


「外から見ていて、なんだか一体感がない。」


オレがバックアップの指導をひとまず終えて、A2を見るようになったのが5月15日。
あれからもうすぐ2ヶ月がたつが、「一体感」を感じたことはあっただろうか。。。
A2がするサッカーに、満足したことは一度もない。雰囲気も。
いつも、何かが足りない。
むろん、一体感を感じて感動したこともない。

自分自身、A2を一つにまとめようとしてきたのかも、正直よくわからない。
追求するサッカーはある。前進もしてる。選手も上手くはなっている。
でも、なぜか試合をしても心に響かない試合になる。

なぜか。

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by marc_keio | 2007-07-08 00:17 | football
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「きょうの試合は選手たちも十分に走っていなかったし、走っている選手がいたとしても、もっとフレッシュであれば、タイミング、方向、スピード、それからアイデアなどがあるクオリティのある走りができたと思う。つまり走れば良いというのではなく、クオリティが必要なのである。(残りの期間でできることは)トレーニング以外にない」

千葉県内での国内合宿を打ち上げた日本代表監督イビチャくんは、以上のようにコメントした。
いやーアジアカップ楽しみ。
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by marc_keio | 2007-07-04 00:24 | football
「ボールを私物だと勘違いしている選手がいる」

オシム監督は、先日のキリンカップvsモンテネグロ戦を振り返り、「人とボールが動く日本らしいサッカーが構築されてきたのでは・・」という質問に対して、選手が無駄にボールを持ちすぎたことを指摘して一蹴。
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「ボールを持ちすぎる」ということ。シンプルにできることを難しくやろうとすると、それが成功すればスーパープレーと賞賛され、失敗すればオシムの言葉のように叩かれる。

要は、カカやクリスティアーノ・ロナウドのように決定的な仕事ができる選手は稀である。無駄に持たずに早く離せ。早く話すために判断のスピードを磨け。ということだろう。日本代表を世界基準で見たとき、“カカ”はいないのだから全員が早く離して早く動かして速く攻めろ、ということになるのかもしれない。それは勝つためであると同時に、極めていった先には魅力的な美しい勝利が待っている。

シンプルに。
サッカーが、どんどんシンプルになっていく。
難しいことをせずに、シンプルにやる。
だから、サッカーは芸術なんだと思う。

無駄なものがそぎ落とされた場所に、唯一アクセントが加わったとき、“美”が生まれる。

シンプルが美しいならば、シンプルにやるべきかもしれない。エレガントなサッカーとは、無駄なものをそぎ落としたエネルギーにあふれた美しさなのかもしない。
美しいサッカー。その要素や価値観の違いは多岐にわたるが、何かを徹底することも、美しさであるといえはしないか。

井上ひさしという作家が、文章の極意について問われたとき、以下のように答えたという。


     むずかしいことをやさしく
     やさしいことをふかく
     ふかいことをゆかい 
     ゆかいなことをまじめに
     書くこと



スターはひとりでいい。
そして、チームがスターにならなければならない。
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by marc_keio | 2007-06-02 21:11 | football
c0119546_10581460.jpg“ラファリューション”とその手腕を賞賛されているリバプールの名将、ラファエル・ベニテスは、「パス・アンド・ムーブ」など独自の戦術の哲学を披露しつつも、とにかくサッカーの本来の精神を大切にしているという。それは、

       One for All, All for One.


リバプールの戦いを見れば、その精神が浸透してることは論を俟(ま)たない。そして、ついに彼らはアテネ行きの切符を手にした。その一方で、

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        反ギャラクティコ主義


チェルシーの闘将、ジョゼ・モウリーニョは、アンドリー・シェフチェンコとミヒャエル・バラックの加入で混乱した今シーズンの始まりに、以下のように語ったという。


手元に11人の選手が揃っている限りは、どんなシナリオでも実現可能だ。

そして、今シーズンのチェルシーは結局、リーグ優勝とCL優勝、2つのタイトルを逃した。

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サッカーの魅力。それは、ピッチに立つ11人の実力の相和で勝負が決まりはしないこと。
チームスポーツ。使い古された生半可な言葉などでは表現できない、美しい“連帯感”。
フットボール。それは、まさに人生の縮図だ。


「ピッチで共に戦っているのは、友達じゃない。仲間なんだ。」


と言った人がいた。
誰かが転べば、「痛かったろうな」と同苦できる心。
味方が危機に直面しているとき、助けるために全力で走って行ける気持ち。
すべてを出し切って勝ったとき、一緒に喜べる仲間がいる幸せ。
パスをつなぐこと。
そして、人と人が“つながる”ということ。

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トップチームで試合に出ることを目指している選手達が、どうしたらその目標を達成できるか。グラマネの永遠のテーマともいえる命題を考える途上にある俺は、一つ目の駅に到着しようとしている気がする。

One for All, All for One.

サッカーはひとりじゃできない。そんな当たり前の現実を直視していると、ぼんやりと見えてくるものがある。

サッカーを知り尽くしている。
指揮を取らせたらチームを勝たせてくれる。
みんなに愛されている。
厳しいことがいえる。
存在感がある。影響力がある。
話が上手い。
人間性が高い。
・・・

すべてグラウンド・マネージャーという役割に必要なものだと思う。そして、いろんなグランドマネージャーが、この慶應にはいたと思う。ただ、

オレなりのグラマネ。

すでにオレなりにピッチで、下田で表現しはじめているつもりだ。

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by marc_keio | 2007-05-12 11:34 | football