2009年 02月 19日 ( 2 )

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飛行機に乗ると、
いつも頼んでいたコーラやジンジャーエールが
梅酒(ロック)やウイスキーに変わっていた。

飛行機に乗ると、いつも思い出す詩がある。
谷川俊太郎の『朝のリレー』だ。


 カムチャツカの若者が
 きりんの夢を見ているとき
 メキシコの娘は
 朝もやの中でバスを待っている

 ニューヨークの少女が
 ほほえみながら寝がえりをうつとき
 ローマの少年は
 柱頭を染める朝陽にウインクする

 この地球では
 いつもどこかで朝がはじまっている

 ぼくらは朝をリレーするのだ
 経度から経度へと
 そうしていわば交替で地球を守る

 眠る前のひととき耳をすますと
 どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってる
 それはあなたの送った朝を
 誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ



ヨーロッパまで、8時間。
ジャックダニエルと旅情に酩酊して、ANAの毛布にくるまる。
この旅の終わりは、カルチョの国、イタリア伝統の一戦、ミラノ・ダービーである。
そうだ、この毛布を冷え込むサン・シーロまで持っていこう。

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by marc_keio | 2009-02-19 22:03
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12日間の欧州旅行から帰国した。
11日間の予定だったが、そこはイタリアーノ気質にすっかり惚れこんでしまった山浦兄弟。
MilanoのMalpensa国際空港で「マルペンサの悲劇」が起こり、帰国が1日遅れてしまった。

多くのものを見た。
サッカーの試合も観ることができた。
有名な観光地から現地人の集まるレストラン、遺跡や美術館にも行った。
ロンドン、パリ、ローマ、ミラノという4都市と、移動で立ち寄った、
フランクフルト、フィレンツェ、ボローニャ、ピサといった街でも
多くの景色を目にした。

今や“バックパッカーのバイブル”と呼ばれる『深夜特急』。その著者である沢木耕太郎が、『旅する力-深夜特急ノート-』というエッセイ集の中で、このように書いている。

「移動」そのものが価値を持つ旅はさほど多くない。大事なのは「移動」によって巻き起こる「風」なのだ。いや、もっと正確に言えば、その「風」を受けて、自分の頬が感じる冷たさや暖かさを描くことなのだ。「移動」というアクションによって切り開かれた風景、あるいは状況に、旅人がどうリアクションするか。それが紀行文の質を決定するのではないか。

多くのものを見た。
しかし、何を感じたのかは、曖昧模糊としている。
この旅で自分が起こした「風」を書くことで、いまだ整理できないでいる「感じたこと」を掘り起こしていくことができればと思っています。

日本に1週間滞在し、また旅に出る。
今度はカルフォルニアである。

日本に滞在する1週間は、毎日“TOKYO”の観光に向かいたいと思います。
「アクション」と「リアクション」を大切に、東京散歩。
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by marc_keio | 2009-02-19 06:30