2007年 05月 08日 ( 1 )

「オシムとウイスキーを酌み交わして飲んだとしよう。朝まで話題はサッカーだけだ」

c0119546_14525619.jpg最近、『オシムの言葉』を再読している。24時間、サッカーのことを考えるようにしている。すべてがサッカーにつながっていく。望むところだ、オシムと朝まで飲んでみたい。

練習をする必要がなければ、毎日紅白戦をしていれば一番上手くなるかもしれない。そう、練習とは、「コピー&ペースト」でしかない。ゲームのある局面を切り取って、フォーカスし、反復する。画素数の高い画像の一部をトリミングするように、ひとつの集中すべき局面をゲームから取り出してきて、「コピー&ペースト」することがトレーニングの本質であるといえる。(単純にいえば)

バイエルンのマガトという監督が、来日した際ひたすらペナ角からのシュートを反復して練習していたという。それについて、私の知人が質問したところ、

「サイドから切れ込んだとき、どんなディフェンスでも物理的に一瞬離れてしまう。」

その局面だけを切り取って、選手に反復させていた良い例だろう。
そしてW杯ドイツ大会の開幕戦、ラームがぶち込んだシュート、そしてシュバインが3位決定戦でぶち込んだシュート、いずれもペナ角から切れ込んで放ったミドルシュートである。バイエルンのマガトの「コピー&ペースト」が成果を発揮したことはいうまでもない。
c0119546_024024.jpg



「ひとつの試合が終わる。勝っても負けても、何かサッカーに関する問題があれば、それを解決するための最良の方法を奴はずっと考えている。運転しながら、食事をしながら、ラキヤを飲みながら、風呂に入りながら。」

「数学教授になれるほどだった明晰な頭脳はあらゆる局面を記憶している。攻守の切り替えが遅れるのはなぜか、得点直後にラインの裏を突かれるのはどこに欠点があるのか。そしてオシムが凄いのは解決策を見つけたら、すぐにピッチに持ち込めるということだ。」

いずれも、『オシムの言葉』より。
[PR]
by marc_keio | 2007-05-08 23:56 | my life