フィオレンティーナvsASローマ

将棋でいう“角”の動き。
サッカーでは、ボールに対して斜めに入ってくると、なにかが起きる。
素晴らしい先制点は、ジュリとマンシーニのそのまさに“角”の動きから生まれた。

ヴィオラのホームであるスタディオ・コムナーレ・アルテミオ・フランキに、首位ローマを迎えてのレガ・カルチョ・セリエA第5節。

前半の半分を過ぎたころだろうか。
右サイドでボールを持ったローマの選手(誰だったかな?)に対して、ジュリとマンシーニが斜めに入ってくる。ボールホルダーからジュリへ。ジュリは自分の後方を一瞬ルックアラウンド、パスの延長線上にマンシーニを確認する。

次の瞬間、すごい雨でスリッピーなピッチを滑ってくるボールをスルーした反動を使って、前線へ向けて猛烈なダッシュを敢行した。

ジュリのスルーでボールを受けたマンシーニ。
フィオレンティーナのGKがスルーパスを読んで一歩飛び出しかけた・・・。120パーセントのダッシュでゴール前に侵入するジュリへ素晴らしいラストパス・・・

は出さずに、マンシーニは相手GKの頭上を越えるループをふわりと浮かせると、先制のゴールネットを鮮やかに揺らした。

リビングで一連のプレーに目を凝らしていたオレは、「ループかい!」と大声で突っ込んで母親に笑われた。
素晴らしい先制点。
トッティ欠場でもやることは変わらない。1トップのいない「0トップ」のスペースに走りこむ2人の2列目の選手。しかも斜めの“角”の動き。そしてジュリのスルーと120%のダッシュにつられたGKの頭上を越えるマンシーニのループシュート。
なんともいえない極上のエッセンスが凝縮されたローマのゴールだった。

フィオがCKから追いついて、ジュリーのゴールで勝ち越して、フィオが追いついて2-2のドロ~。そして、次節は・・・、インテルvsローマーーーーー!!!!
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by marc_keio | 2007-10-02 00:11