浦和レッズvs全北現代モータース

外環から東北道に入り、浦和ICで降りて、いつもの林の中の駐車場で車を停める。
「スタジアムまで徒歩3分」がウリの、「1試合 2000円」の民間の駐車場である。ハンドブレーキを合図に外に出たかとおもうと、頬に吹き付けたのは、涼しい夜風に乗った赤い熱気だった。

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かすかな地鳴り、こだまする雄たけび。
史上初めてアジアに挑む浦和レッズが擁する強力な12人目の選手たちが、試合開始の10分前ともなると、一足先に立ち上がりを制してやろうとでもいうつもりか、すでに大合唱を開始していた。

浦和レッズvs全北現代モータース、@さいたまスタジアム2002 、19:30k.o.

バックスタンドと2階席、そしてアウェイ席以外はほぼ赤で埋め尽くされた埼玉スタジアム。メインの警備もいつもより厳戒で、なかなか突破することができなかったため、バックスタンドへ。バックスタンドもほぼ立ち見で、後半からはゴール裏へ。
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闘莉王を中心に坪井と阿部で形成した3バックの前に鈴木ケータ。その前にポンテと長谷部を配して、2トップにはタナタツと長井。両サイドには山田と平川。ワシントンはベンチ入りもしていなかった。

序盤に長谷部のゴールで先制すると、レッズはお得意の「遅攻」でヒュンダイのゴールを気まぐれのようにおびやかし、ディフェンス時はガードを作って、ロングボールを蹴らせて3バックで跳ね返す形がつづいた。

光ったのはトゥーリオのディフェンスとオーバーラップ。一見“やりたい放題”にみえるが、オシムサッカーを一番よく理解しているのはトゥーリオかもしれないと思わされるプレーが、幾度か見られた。トゥーリオと浦和サポは欧州に移籍すべきだと思う。

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田中達也の足があそこまで速いとは思わなかった。ガンバの西野監督は「トップパフォーマンスはメッシ並み」と家長を評したが、むしろ短い足で機敏に動くメッシをほうふつとさせるのは、家長より田中達也。この日も何度も決定機を作り、幾度もラインを突破し、最後に決めてみせた。

「『アウェイの洗礼』っていいますけど、あれだけのブーイングをされると逆に燃えますよ」
とは横浜の松田直樹の言葉。その松田はいないが、開催場所はあのだだっ広い日産だが、今週末には横浜と浦和の試合がある。

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終盤の混戦からの失点でスコアは2-1。
最後の最後につけられた小さな傷は、2nd legで膿んで浦和を死に至らしめるのか、それとも小さなかすり傷ですむのだろうか。
ドラマの「次回予告」のような不気味な失点「1」が、アウェイゴールとしてどんな可能性を孕んでいるのか、来週28日に明らかになる。

帰りは現代の関係者のチケットでビップ席で観ていたという監督を車に載せて、夜の赤坂へ・・・笑
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by marc_keio | 2007-09-20 23:50