理想と、「現実」・・・。

涙の2000本安打を達成した広島カープの前田智徳を評して、中日の落合監督は以下のような表現で讃えた。


「バッティングというものは、行きつくところ無駄がなくなる。あいつのバッティングも、誰もが手本にできるシンプルなものだ」


チームとして個人として、突き詰めていけば、サッカーにおいても「無駄」はなくなる。無駄なタッチやミスや自己の欲を満たすだけの「贅肉」はそぎ落とされ、そこにはシンプルでひきしまった「美」だけが残る。

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流経戦のラスト5分の惨劇が刻んだ傷と、そこから流れ出る血はいまだに止まらない。ただ、徐々に力がでてきた。チームとしての戦いは始まったばかりだし、ページをめくれば、そこには白い余白だけが広がっている。どんなものでも描ける真っ白なページを明日の試合が終わったら、めくろうと思う。
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by marc_keio | 2007-09-14 22:03 | football