波乱の起こし方

今日は、【クラブユース2次リーグ第2節】、
FC東京ユースの試合を見に行った。
キミ(オレの弟)は右サイドバックで先発出場。

「試合前に打った鍼で開始15分は右足に感覚が無かった」

というキミはミスパス連発。
前半30分過ぎに交代・・・


と思いきや、交代選手のほうにテクテクと歩いていって、
サイドライン際で水分補給。。。


先日見に行ったマリノスユースの試合前にメールでキミは、
「多分今日は(マリノスは)20対0だよ」と言っていたが、
その日マリノスは「2-0」で辛勝だった。

今朝も家を出る前にキミに予想を聞くと、
「今日はリアルに20対0だね・・」と過信でもなく冷静に宣言。
相手のチーム名は、「FCくりのき」・・・笑

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FC東京のサッカーやキミのプレーぶりも見たが、
今日オレが注目したポイントは、


“格下”の戦い方。


先日の総理大臣杯2回戦でも、
神大が素晴らしい戦いぶりで早稲田を破る“波乱”があったが、
最近のオレのマイブームは、


“波乱の起こし方”


を徹底的に研究すること。

つまり、今日は“格下”のFCくりのきが、“格上”のFC東京をいかに攻略するのか。
攻略せずとも、いかに攻略しようと戦うのか、
その答えはもしかしたら前半にしか見られない・・と思い、
なぜか黒いコーラを片手に集中して観戦。。。

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蛇足だが、

「波乱」

の語源は、「乱波」だと思う。
なんの根拠もないが、そう思う。

「乱波」とは“ラッパ”と読み、「忍者」のこと。
火事を起こしたり、妖術を使って暗躍する「乱波」は戦国時代、人々に怖れられた。

「波乱を呼ぶ」とか「波乱が起こる」という言葉の語源は、「忍者」だと思う。



だから・・・、「波乱の起こし方」その①

  『忍者みたいに戦う』w

要は、『相手を攪乱(かくらん)する』ということ。攪乱できてこそ、波乱を起こせる。

その方法は“前プレ”でもいい。
奇策ともいえる選手選考でもいいし、奇抜なシステムでもいい。
相手をかき回すことができれば、格下にも勝機がおとずれるというものだ。

かき回すためには、
世界でいったらカイトやベラミー、日本でいったら巻、マリノスでいったら坂田が必要。
つまり、前線から犬のように追い掛け回すFWが必要かな。

そして冷静に中盤でつぶす。中盤でひろう。中盤を支配させつつ制圧する。
女に掌の上で転がされながら、実は転がしてるみたいなねw

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この日のFCくりのきは、とにかく引いて守ってカウンター狙い。
だが、そのカウンターの一貫性がないところが惜しかった。

開始早々にカウンターから攻め込み、ペナ外から弾丸ミドルを放って、
ポストを激しく叩き、逆サイドのポストをかすめて外れていった惜しいシュートがあった。

その後もひたすら守りに守って、
カウンターでいくつかフィニッシュまで至るなかなかの戦いぶり。

一方、FC東京はU-18の椋原、井澤、U-17の山浦を中心に
完全にボールを支配するが(たぶん支配率7割強)、点が決まらない。

たまらずベンチは前半30分過ぎ、
いまいち機能しているとは言いがたい右サイドに選手を投入。

そして、前半終了間際、コーナーキックから山浦のヘディングで先制。
せっかくゼロに抑えていたFCくりのきの選手も父兄もガックシ・・・。



波乱の起こし方その②として、やはり、

  『前半はゼロで抑える。』

ゲームプランを進めるうえでも、なんとしてもゼロで折り返したい。

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この試合を決めたのは、“後半の立ち上がり”だった。

終了間際に失点したとはいえ、
しっかり引いて守って失点を「1」に抑えて折り返したFCくりのき。

後半から1点を取り返すために攻めるにしても、さらに守ってカウンターを狙うにしても、
後半の立ち上がりは大切だったのだが、ここで彼らはボケる。

集中力の欠如か、後半立ち上がりに淡白な守備で2失点してしまう。

これで試合は決まった。
あとはFC東京が怒涛のパスサッカーで大量6得点を奪い、
終わってみれば6-0。



ではでは、波乱の起こし方最終章③としては、


  『インプレッションオブ立ち上がり』


ということになる。

“立ち上がり”とは、
後半に限らず、もちろん前半も。
デートでも待ち合わせでテンションが上がれば、だいたい楽しいデートになるしね。

だから、立ち上がりが大事。
「スロースタート」なんてレアルのような強いチームだけに許されるもの。


そして、さらには『強烈なファーストインプレッション!を見舞うこと』が重要。
デートでいうなら、待ち合わせていきなりキスしちゃってもいいんじゃないかくらいの強烈なのを。

後半立ち上がりもそーだし、前半の立ち上がりならなおさら、
審判もファールは厳しく取るが、逆にレッドのみならずイエローは出してこない。

ならば、立ち上がりのファーストコンタクトはファール覚悟で厳しめに行くべし。
ファーストコンタクトで、ボールにはいってるんだけど
足ごと刈るスライなんかしちゃって軽く削って、
相手の頭を熱くして、味方の心を熱くすることが重要。

CL決勝で、
開始早々、ロッソネロの闘犬・ガットゥーゾがリバプール選手を削ったとき、
解説者が言った言葉が印象に残っている。


「たしかにファールです。しかし、このプレーで味方の選手は目が覚めるんですよね」


そのとおり。
立ち上がりの熱い一撃は、相手に面食らわせ、味方を鼓舞する。

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6-0で勝利したFC東京U-18は全日本クラブユース選手権出場権を獲得。
準決と決勝は三ツ沢でナイターという激熱な大会。
今年の決勝は「マリノスvsFC東京@三ツ沢」なんてひとりで夢見てるけど、
果たしてどうなるかな。


というわけで、今日は波乱はおきなかったけど、波乱の予兆は前半終了間際まではあった。
今週水曜日、A2はジュニアで早稲田と、22日は早慶戦。

ぜひとも、波乱を起こそうじゃないか。
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by marc_keio | 2007-06-10 22:48