生き方

c0119546_145121.jpg会社の上司から「十回ぐらい読みなさい」と奨められた。京セラ、及びKDDIの創設者であり、現在日本航空の会長である稲盛和夫氏の『生き方』。帯には「60万部突破!」だとか「12歳から93歳まで、幅広い層の読者から感謝・絶賛の便りが殺到!」との赤い文字が躍る。読み終えて、「当代随一の経営者がすべての人に贈る、究極の人生論!」というキャッチコピーにうなずける内容だった。

こうした人生の真理なるものを小説や名曲の底流に沈める芸術が好きだが、無駄の無いストレートな言葉は、さすが“本物”といえるものばかりだった。

入社して間もないころ、上司の「我々は凡人だ。凡人が集まって組織的に非凡な仕事をするのだ」との開き直った言葉に、釈然としないながらも度肝を抜かれた。(稲盛氏の人と為りを何も知らずに失礼かもしれないが、)稲盛氏は凡人だ、たぶん。その凡人が辿り着いた非凡な境地が語りきられている一冊だ。
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by marc_keio | 2010-06-01 14:18 | book