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c0119546_16422615.jpg大一番である。
"It's not a title decider."
ウェイン・ルーニーは否定しているが、今夜の一戦は、間違いなく“TITLE DECIDER”である。“決勝戦”である。今シーズンのプレミアシップ覇権争奪戦の行方を左右する重要な試合であることは間違いない。3連覇をもくろむ赤い悪魔が勝てば、その勝ち点差は“10”となり、消化の少ないユナイテッドはさらに1試合を保持しており、リバプールの悲願は事実上、消滅する。ユナイテッドが“おくりびと”となるのか、それともリバプールはよみがえるのか。

「フットボール」は「アメフト」のことであるサッカー不毛の地、ここアメリカにおいてはテレビ観戦は期待できない。いちおう4時半に起きてテレビを回してみようとは思うけど、やるのかな。。。

Manchester United FC vs Liverpool FC
2009/03/14 21:45 KICK OFF
at Old Trafford (on J SPORTS)


先日、湘南ベルマーレの反町康治監督と電話ではなした際、「最近、お前のマイブームはなんなんだ?なにが面白い?」と例の早口で質問され、その詰問口調ゆえにとっさに出てきた言葉は、「リバプールです。」だった。

たしかに、リバプールのサッカーは面白かった。
今期序盤のリバプールは、言うなれば「慶應魂」を持っていたのだ。シーズン序盤から首位に立つものの、そのゲームのほとんどは“奇跡の大逆転勝利”やら“ロスタイムの歓喜”という試合の連続。格下相手にも試合終了間際まで0-0。実況も解説もスコアレスドローで総括をはじめる。でも、アンフィールドはあきらめない。"We'll never walk alone"をLiverpudlianが声をそろえて大合唱。おもわずTVのボリュームを上げる。

終了間際に満身創痍のDutch strilerが、お涙頂戴的なハードワークでボールを奪うと、1トップのアトレティコ育ちの点取り屋にボールを預ける。その横をセンターバックのキャラガーが三列目からオーバーラップ。トーレスはハードマークを受けながらもカイトからのボールをキープし、キャラガーが空けたスペースにボールを落とす。そこに走りこんでくるのは、スティーブン・G様。

ずどーーーーん。

G様が超劇的な決勝弾をお見舞いする。終了間際とは思えない全速力でジェラードがコーナーフラッグ付近へダイブすると、アンフィールドが揺れる。我が家のテレビも揺れる。リビングも揺れる。これが、今期序盤のリバプール。こんな試合を何試合も見せられると、もう目が離せない。だから、今季序盤の欧州サッカーで「面白かった」のは、間違いなく「リバプール」だったのである。


イメージ的にはこんな感じ。

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しかし、2030万ポンド(約26億円)で獲得したロボー・キーンを1500万ポンド(約19億2000万円)で古巣のトッテナムに返却するなど、リバプールはシーズン中盤につまずき、いつの間にやら首位をユナイテッドに明け渡し、現在は7ポイントのクッションがある。

しかし、先日行われたCLでマドリーにトータルスコア5-0で完勝。フェルナンド・トーレスも今夜の大一番に向けて、「We can win」と自信を取り戻したチームに手ごたえを感じているようだ。

“夢の劇場”と呼ばれる本拠地オールド・トラフォードで今季無敗。完璧な手腕を発揮するファーガソン相手に、ラファエル・ベニテスがどう立ち向かうのか。“Liverpool's hopes of winning the league”は夢と消えてしまうのか。

“Theater of Dreams”で、今宵、なにかが起こる。

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「リバプール?こんどラファ(ラファエル・ベニテス)と会うよ。練習場見学させてもらうんだよ。一緒にいく?」
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by marc_keio | 2009-03-14 15:15 | football